ひざ痛
ひざ痛は、とても辛く不自由な疾患です。O脚になって辛そうに歩いている方、階段を我慢しながら上り下りしている方、正座ができなくて不自由な方など、多く見受けられます。
運動ができなくなって、ますます筋力が低下し、寝たきりの予備軍にもなりかねない重大な疾患とも言えます。
根本的治療法がない
現代医学では、ひざ痛の原因は、ひざ関節の軟骨が擦り減ることによって、関節にある滑膜神経が刺激されるためと言われています。そのため、痛み止めの飲み薬が処方されたり、ヒアルロン酸やステロイド剤を含んだ関節内注射をしたりします。どうしても改善しない場合は、人工ひざ関節手術というケースもあります。
また、ひざ痛のもう一つの原因は、ひざのクッションの役目である半月板が損傷しているというものです。これに対しては、半月板を関節鏡を用いて取り去ってしまう(半月板摘出手術)や、縫って修復する半月板修復が適応されます。
しかし、長年治療を受けても、中々改善できないでいる人も多いのが現実です。人工関節も約10年が寿命のため、入れ替えることが必要ですし、手術後も痛みが残っている人も少なくありません。
ひざのクッションである半月板を取り去ってしまうのも、悪影響が出るのは避けられません。どれも根本的な治療法にはなっていないのが現状です。問題は、根本の原因を見逃しているということにあります。
カイロプラクティックの見方
カイロプラクティックでは、ひざ痛についてどのように見ているにでしょうか?背骨の中には、脳と共に体全体をコントロールしている神経が入っています。ひざを支配している神経の箇所は、胸椎下部~腰椎上中部という所です。ここに背骨のズレによる神経の圧迫があると、ひざに痛みや障害が出てきます。
また、骨盤の歪みによっても股関節、ひざ関節、足首へとねじれの歪みが生じ、徐々に痛みや障害が出てきます。
カイロプラクティックによる施術
カイロプラクティックでは、ひざそのものを施術する場合もありますが、根本原因となっている背骨や骨盤のズレや歪みを矯正し、神経の状態を改善することを最優先します。ひざ関節の神経伝達が改善することによって、脳は自ら、痛みや障害となっている箇所を修復しはじめます。ひざ関節のかみ合わせも向上してきます。ひざを直接触らなくても治っていくという現象が起こります。
それでも、症状の程度がかなり進んでおり、どうしても良くならない場合には、薬や注射、手術を受け入れることも必要です。
アースカイロプラクティックでは、このような観点で正統カイロを提供しています。