佐藤のつぶやきブログ10 お子さんのオスグット病でお悩みの方へ

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お子さんが成長期に入り、スポーツを頑張る中で『膝が痛い』と訴えることはありませんか?
特に、膝のお皿の下がポコっと出っ張って、押すと痛がったり、運動後に痛みが強くなったりする場合、それはオスグッド病かもしれません。

『成長痛だから仕方ない』『スポーツを休めば治るだろう』と様子を見ているうちに、痛みが悪化し、大好きなスポーツを諦めざるを得ないお子さんも少なくありません
でも安心してください。オスグッド病は、適切なケアと身体のバランスを整えることで、改善が見込める症状です。

なぜ膝が痛むの?『骨盤の歪み』が引き起こす悪循環とは?

お子さんの成長期は、骨が急激に伸びる一方で、筋肉や腱の成長が追いつかず、アンバランスになりやすい時期です。
特に、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)は、膝のお皿の下にある『脛骨粗面』という部分に付着しており、この筋肉が硬くなったり、強く収縮したりすることで、まだ柔らかい脛骨粗面が引っ張られ、炎症や痛みを引き起こすのです。

では、なぜその筋肉が硬くなったり、過剰に働くのでしょうか?
その答えは、身体の土台である『骨盤の歪み』に隠されていることが少なくありません。

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ『体の要』です。骨盤が歪むと、背骨や脚全体が崩れ、身体の軸が安定しなくなります。これにより、歩く、走る、ジャンプするといった日常動作やスポーツ動作で、身体全体がスムーズに連動せず、特定の部位に過剰な負担がかかってしまうのです。

特に、骨盤が前傾(反り腰)したり、左右に傾いたりすると、太ももの前側の筋肉や裏側の筋肉の働きが悪くなったり、常に緊張した状態になったりします。

また、骨盤が歪むと、股関節の動きが制限されたり、足首の接地バランスが悪くなったりします。これらの関節は連動して動くため、どこか1つに問題があると、そのしわ寄せが真ん中にある膝に集中してしまいます。特に、ジャンプの着地時や方向転換の際に、膝に大きな衝撃がかかりやすくなります。

このように、骨盤の歪みは身体全体のバランスを崩し、太ももや膝回りの筋肉に不自然な負担をかけ、オスグッド病の発症や悪化を招く悪循環を生み出してしまうのです
単に膝だけをケアしても痛みが再発するのは、この骨盤の歪みが根本原因として残っているからかもしれません。

アースカイロ整体院では、骨盤矯正はもちろんのこと、骨盤の歪みを作り出す要因の1つでもある、筋肉の緊張を解消していく『緩消法』という施術も行っています。
張りや硬さがとれて緩んだ筋肉はよく伸び縮みするようになり、全身の血流にも大きな影響を与え、上手に体を使えるようになります。

痛みやシビレなどの症状がある方だけでなく、現在もこれからもスポーツを頑張っていきたいという方にも、ぜひアースカイロ整体院を利用していただき、良いパフォーマンスに繋げていただけると幸いです。