佐藤のつぶやきブログ5 産後の骨盤、歪みの原因とは?

- update更新日 : 2025年03月04日
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産後骨盤矯正 というと今ではだいぶポピュラーな言葉になっていますが、ちょっと前だとまだ認知度は低かったんじゃないでしょうか?

そもそも、ネット環境も今とは違いましたし、出産した産院で話を聞いたり、先輩ママから教えてもらったりしない限りは、出産後に骨盤を矯正するとか、ケアすることを考えていた人は、あまり多くなかったんじゃないかな?と、自分自身の経験や、周りの人の話を聞いてそう感じています。
今回はその骨盤の歪みについてつぶやいてみました。

まずは産後、骨盤の歪みに繋がる原因ですが、

1つはホルモンの影響です。
妊娠中は、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯を緩めることで赤ちゃんが産道を通りやすくします。しかし、このリラキシンは産後も一定期間分泌され続けるため、骨盤が不安定な状態が続きます。

次に、姿勢の変化です。
妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、重心が前に移動し、バランスをとるために腰を反らすような姿勢になりがちです。
この姿勢が、骨盤の歪みを引き起こす原因の1つとなります。

そして、出産時の負担です。
これは個人差もあり、出産方法によっても、歪み方に特徴があります。
しかし、自然分娩でも帝王切開でも骨盤周辺の筋肉や靭帯に大きな負担がかかりますので、骨盤の歪みに大きく関わってきます。
この、出産方法による歪み方の特徴についてはまた次回つぶやいてみたいと思ってます(^^)

あとは出産後の育児による負担です。
産後は休む間もなく、昼夜問わずの授乳や、抱っこ、沐浴、オムツの交換など、出産のダメージに加え、体に負担がかかる姿勢が続きます。
これらの負担も、骨盤の歪みを助長する要因となります。

これらのことで歪んだ骨盤を放っておくと、後に様々な体の不調を引き起こす可能性があります。
例としては、腰痛や肩こり、体型が崩れる、尿もれや恥骨の痛み、便秘、生理不順などが挙げられます。産後に起こるこのような不調は、適切な骨盤のケアによって改善、予防することができます。

 

すぐにやれることを1つご紹介します!
それは姿勢を意識することです。

え?そんなこと?と思う方もいるかもしれませんが、実は意外と侮れないんです(^^)
これは実体験ですが、猫背や前かがみにならないように、抱っこする時の姿勢や授乳の姿勢オムツ交換の体勢などなど意識するだけで、私はだいぶ体が楽に感じました。
詳しく知りたい方は公式LINEやお電話などでご連絡いただければ、いつでもお応えしますし、ネットでも載せているサイトがありますよ〜!

あとは、当院の産後骨盤矯正メニューもぜひ、骨盤ケアの1つとして試していただければ幸いです(^^)